Sartoria CAMPAGNA サルトリア カンパーニャについて

彼がこの世を去りもうすぐ1年が経とうとしている、イタリアを代表する偉大なサルト、ジャンニ カンパーニャ(GIANNI CAMPAGNA)
昔から彼の仕立てる美しく重厚感のある服が好きで何度となく作った事がある、実は昨年また1着仕立てようかなとタイミングを考えていた間に彼は逝ってしまった。。。

イタリアで最も有名な最高と称されるサルトのうちの1人であろう。
やはりフォーマルな場やお堅い場に行く時に自然に手が伸びるのは英国や北イタリアの仕立て服、その中でもカンパーニャの服はイギリスの質実剛健さ、フランスの洒落感や上質な機微、イタリアの華やかさや逞しい男性像が絶妙なバランスで相まっていて貫禄や格のある服で僕は好きだ。初めて行ったアトリエに行った際は服屋がこんな豪華な内装かと少し驚いたな。
何が好きかってイギリスの謹厚で禁欲的な雰囲気の中から少しだけイタリアの柔らかく官能的な男性の色気が醸し出されている所だ。
構築的で強い男性像を演出する肩と胸、上半身全体を美しく見せるドレープは気品に溢れ、ダイナミックで鋭いフロントカットも良い、彼がどんな男性像が最高だと思っているのかが良く分かる服だ。政財界を始め各界のVIPや映画スターなどが好む理由も良く分かる、特別なオーダーをしなくてもそのままパーティーや重要なビジネスやフォーマルな場に行っても溶け込み更に際立つ服が多い。女性の艶やかで高貴なドレスのようだ、勿論何でもかんでもがそうって訳ではないけどね。
目付のある生地を使いながらも着ると軽く包み込む着心地もとても良く、着る程に身体に馴染む感じも良い。きちんとその人に合わせパット入っているのでカッチリするし当然の事ながら作りも非常に丁寧で良い。
初めて作ったのはピークドラペルの3ピースだった、今でもとても気に入っている、着るシーンだけ伝えて後はいつもお任せにしているがフランネルのストライプを薦められる事が多かったな。

彼に限らず自らのスタイルを確立したマエストロ達はとても粋で艶かしい芸術的な言葉でものを語る、それぞれ好みなどは違うのだろうけど各々が思う理想的でこれが最高という男性像や世界観やエレガンスがあり、訪れた客をそれぞれの良さを引き出しながらその男性像を身に纏わせようとしてくれている、それしてそれが服の力であり自分達の仕事だと思っていると感じる。
ジャンニは良く映画俳優やそのシーンなんかを例え話に出しながら説明してくれていたな。昨年他界した同じミラノのティンダロ デ ルカ(Tindaro de Luca)も良く俳優や映画なんかのシーンや画像を見せながらこんな感じになるぞ、最高にエレガントで素敵だろなどと言っていたな。
不思議と彼とは外で会う事も多かった。アポイントまで時間があったのですぐ近くのカフェテリアで時間を潰していたところに現れ小一時間話し込んだり、店に向かう途中に会ったり、良く乗れるなっていう球体に近い体型で自転車に乗りながら現れたり、大概はパイプか葉巻を咥えながら飄々と現れる、その姿はお洒落で小粋なミラネーゼだった、懐かしい。

ジャンニ カンパーニャはシチリアの仕立屋からドメニコ カラチェニ(DOMENICO CARACENI)の1番弟子として腕を磨き、金の針賞、金の鋏賞、ファブリックカッター賞を受賞した傑物で、アルマーニやヴァレンチノのモデリストをしていた事からもそのセンスは仕立屋としてだけではなくグローバルなセンスとしても超一流だ。カラチェニの娘と結婚していた為カラチェニの看板も継いだ。店に入るとまずは既製服が並んでるのだけれど、いつだったかたまたまカラチェニのネームの付いた既製服が置いてあったので聞いたところ、ネームはどちらでも大丈夫だけどお前はよせよと言っていて、何か違うのかと聞いたらビスポーグするんだから別に何にも変わらないと言っていたな。
ま、故ドメニコカラチェニは僕の祖父や更にその上の世代の時代の職人だし勿論会った事もオーダーした事もないからそれがどうだとかは語る事は出来ないけど。A. カラチェニなら作った事があるので分かるが。

昔は日本でもトランクショーをやったり信濃屋、ストラスブルゴなどでも既製品も扱っていたな。息子のアンドレア カンパーニャ(ANDREA CAMPAGNA)も店をやっている、覗いた事がある程度だけど。
今はあるか分からないがカンパーニャのスタッフのアゴ ドーロ(Ago Doro)が中国で技術指導した生産工場のブランド、アゴ ドーロを昔日本のショップで1度見た事があるのだけど値段と質のバランスが非常に良かったと思う、ジャケットが8万円、スーツが11.2万円位だったと思うのだけど、今日本で売られている20万円台のものと比べても遜色は無いかそれ以上な出来が気する、それを考えるとカンパーニャのモデリストや生産管理能力が如何程か窺える。確かそこから独立した腕の良い職人なんかもいたな。

皆も北も含めイタリアのサルトリアが減っているのはとても寂しい事だが、その分母からするとミラノは壊滅的だ。店が残っていたとしても形骸化したサルトリアになってしまっている所が多い、これからはもっと減るのだろう。
イタリアはG8に入っている国ではあるが実際は後進国、住んでいると余計に感じる。特に南のナポリなんて衣料関係位しか産業も特にないから大変だ。
先日セリエA首位攻防戦のユベントスvsナポリで街中が仕事を早めに切り上げ観戦に沸いている景色を見ていると、そんな中でも熱狂できるものがあるのはとても良いなと思う、僕も友人宅で皆で観戦した。結果は3-1で負けてしまったが初めの1点をナポリが先制した時は凄い盛り上がったな、良い時間を過ごした。
米中貿易戦争もこのまま長引くともう少し影響が色濃くなるとEUというかドイツが更にダメージ受ける、金の為にEUを作ったドイツの金のせいでEUが崩壊するのか。ドイツと中国は昔から蜜月で最大の貿易国、そしてロシアと中国の金を繋ぐのはドイツの幾つかの銀行。この米中貿易戦争にヘッジファンドも当然便乗して売り崩しを掛けるから更にEUの株価が落ちる。日経でも1ファンドが2.3000円平気で動かせる時代だし、今やその動きと情報が重要になってきている。
今年初めからトルコを始めとする新興国への空売りも激しい、トルコリラなんて今年に入ってもう半額、そしてそこにお金をかしている銀行の株も暴落プラス空売りされている。9月は各所決算期も多いから一旦ショートカバーが入り戻してたりするところもあるが。特にスペインのBBVA、イタリアのウニクレディト、フランスのBNP辺りは少し危険な水準になり始めてきてるし多くの銀行は脆弱性を指摘され格付けもネガティブ落ちだ。勿論ファンドの狙いは最終的にはドイツ銀行と中国、更にドイツは国内情勢も良くない、ドイツ企業の株価もものによっては空売りされ暴落もしている、ドイツ銀行の株価は既にゴミだが慈航が仕掛けるのかね。日本に例えると…政治的には民主党政権時代末期のような不信感と混沌の中、移民で異国情緒溢れる街並み、国内最大の銀行である三菱UFJ銀行と最大の製造業のトヨタ自動車が破綻寸前、蜜月で最大の貿易国は貿易戦争で危機、ファンダメンタル的にはプラス要因はない。
貿易戦争ではアメリカでもウォルトンやカーギルやコークや後ろのファミリーの中には少々ご立腹な方も居るだろうし、主席も北戴河では怒られたのではないか。世界的な経済危機や恐慌ほどチャンスも多いし、崩壊後もチャンスが多いからそれはそれで良いのかも知れない、その方が色々な物事が淘汰され進歩するのだろうしね。それはそれで荒波の航海が楽しいのだろうな。

2年後、死ぬとしたら

昔からそう思って生きるようにしている。変に極端に考えている訳なくふとよぎらせる程度だが、例えば2年後に死ぬとしたらやり残した後悔が無いようにと言った具合だ。
死ぬ瞬間にアレをやっておけば良かったなんて思って死にたくはない、やりたい事は出来ているか、見たいものは見たか、友人との時間を楽しめたか、愛する人に惜しみない無償の愛情を注げているか、家族の未来の為にすべき事や慈しみ孝行は出来ているか、など上げればキリはないが、明日や数ヵ月と考えると極端になったりどうでも良くなったりするが、2年内と考えると割と大抵の事は具体的に現実化しその瞬間を大事にしたり楽しむ事が出来る。

実際に自らの死に直面したら全く違う事を思ったりしたりするのかも知れないけど。
しかし、やった後悔よりやらなかった後悔の方が尾を引く事が多いのだろうし、やらずに燻っていつまでも考えてるだけとか不毛過ぎる。勿論やって取り返しのつかないような事になり後悔してもしきれないなんて事もあるのだろうけど、そういった事は大概良く調べたり考えもせずやる事なんじゃないかなとも思う。本当にやりたい事や必要な事やものも良く分かる。幸い僕には今までそういった後悔をするような事はない、失うものなど大してない。
ちなみに僕は仕事というものには余り興味が無くて生活をする為やお金を稼ぐ為の手段としか思ってないしそういった部分でも顕示欲も自尊心も何もないので正直何でも良い、最小限の労力というか自分の出来る事の範囲内で最大限の効果が得られるものをその時々で臨機応変に選んでいるだけだから、やりがいやらやれなくて後悔というものはない、勿論これをやっておけばもっと儲かったのにと思う事もあるがデータの参考的に記憶処理するだけで感情は伴わない、別にどうでも良い。

つい先日9月18日、格闘家のYが41歳の若さで他界したとのニュースを見た、確か2年位前に発覚し再発での癌のようだ。詳しい事は分からないし彼の性格や私生活的な賛否は別として、傍から見れば健康的で強いイメージのあった彼のような人があっけなく逝ってしまうと更に自分も気を付けなければと思ってしまう。。。
実際会場で彼の試合も見た事もあるし盛り場で会った事もあるので余計に感慨深いものがある。
僕は昔から格闘技などが好きで良くPRIDEやK-1を観戦に行ったし、修斗や海外でもUFCやらオランダの大会やらも観戦に行った事もあるし、今も家で映画も好きだが格闘技も良く観ている。
このようにニュース等で知るレアケースがまさか自分の身に起こる筈もないと思う事はとても頭の悪い事だと思う、それは事件や事故であったり病気であったり何かの失敗であったり。
僕は18歳から人間ドックは毎年出来るだけ多くの項目を精度の高いであろうものを自己管理の確認作業としても受けるようにしている、結構な額にはなるがそれでも日本の人間ドックは値段的にも安くこれは世界的に見てもレベルは高いと思う、住んでいるイタリアとは比較にはならないから日本帰国時についでに受ける。MRA、MRI、CT、エコー、DWIBS、心電図、視鏡、マーカーや感染症や血液検査など検査項目は100項目以上見て貰っているし、若かりし頃発展途上国の更にローカルな場所にも行っていた事から受けられる混合ワクチンは大体今でも定期的に受けるようにしている。遺伝子による発症率も調べた。
幸い検査の結果も何の異状はない健康優良中年だ、ただ筋トレをしてる事でプロテインやアミノ酸やクレアチンを少し摂取しているので少しだけ高めの数値の項目もあるが範囲内だしそれは気にしてない。勿論毎年検査しているからと言って過信している訳でもない、受けた直後に癌発生するなんて事もあるだろうし検査では見付からないや見落としもあるのかも知れないから目安程度にするようにしている。
簡単な健康診断しかしていない人は毎年とは言わないが、2年に1度でも良いので精密な人間ドックは行った方が良いんじゃないかと思う、気付いてからでは遅いし手遅れなんて事もあるのかも知れないし当然金銭面でもその方が損失が大きいと思う、行ってない友人などにも口煩くない程度にいつもオススメしている。

最後に病気で病院に行ったのも16歳のインフルエンザの時だし、薬も最後に飲んだのは5年位前に風邪を引いた時に飲んだ漢方位なもんだ。別に風邪や不調にならない訳ではないが必要な栄養素採って養生すれば1.2日で治る。何とかは風邪引かないというより風邪を引いている事に気付かないって事もあるから、僕もその部類で気付いてない可能性も否めない。。。

身体を動かす事は好きだから健康の為ってよりは自然と楽しいからしている、小学校の時はサッカー、小学6年から中学終わりまではボクシング、高校からはキックやBJや総合をやっていて時期によっては行ったり行かなかったりってのはあるけど大人になっても気が乗れば通っている、別に本格的な感じではなく習い事程度だけど。後は山登りやハイキング、自転車、クライミングや水泳も好きだな。20代前半の頃付き合いでゴルフもやっていた事もあるがコースも1度も楽しいと思った事はなかったから僕の趣向には合わないかその楽しみを感じる前に辞めてしまったと言う事だろう。筋トレなどは中学の時から今でも最低週2回、何かに通ってない時は有酸素代わりにサンドバックかトレッドミルでランを週1回30分している、自分なりに無理なく続けられる範囲はコレくらいかなと、やり過ぎても逆に酸化や怪我もするし老化劣化促進させ寿命を縮める気がするし、所詮体は消耗品、特に腰や関節は消耗するから大切にしないとね。

寿命と言えば年々平均寿命は伸びている、昨年は男女共に香港が1位だが統計によっては中国に組み込まれているものもあるので、抜くと男性1位スイス81.2、女性1位日本87.1、男女平均1位日本84.2。女性は2位のフランスが85.7で1.4差、男性は同じ1.4差だと16位のイギリスまで入るから余り大差無いように感じる。日本が長寿な民族というより世界的に長寿になりつつあるし、日本は割と平均なのだろうけど、貧富の差が大きかったり移民が多い国に関しては富裕層は勿論の事だけど中間層と貧困層ではかなりの開きがある、例えばイギリスやアメリカの富裕層と貧困層では平均寿命15歳以上、健康寿命は20歳以上の開きがある、平均寿命で15歳差とはかなりのものだと思う、アメリカの男性では上位1%は87.3、下位1%は72.3、女性は88.8と78.5、最富裕層の男女平均は89.4歳、富裕層を見れば分かるが実は男女寿命差は性別的な特性ではなく喫煙や飲酒率の差であるともされている。
富裕層と貧困層では食事を含めた健康管理や医療に掛けられるお金も意識も労働や生活の環境や度合も違うから当然なのだろう、長寿になる秘訣はまずは1%の富裕層になる事も1つの手段なのだろう。勿論貧困層でも長寿の人は居るんだろうけど。
健康寿命も日本でも75歳と伸びてきている、生きていても病院や施設で寝たきりや介護が必要な状態だと寂しいから、極力1人で自活可能な状態で長く居たいと思うから多少運動や食事などそれに向けた生活スタイルは計画的に営みたいと思う。

長生きをする為の食事や運動や精神面まで含めた生活スタイルなどは統計として出ているから現在のそれをやるようにはしている。
例えば100歳を超えるような長寿の人の特徴は、男性165-168㎝/女性159-162㎝、小太り(BMI22-26)、男性は禿、FOXO3遺伝子型を持ちインスリン濃度低値、腰回りが細い、第一子目、居住環境に植物が多い、夢を良く見る(睡眠誘発ペプチドが少ない)、血液型B型、 血圧がやや高めの人(160-90前後)とかなのだろう。
ま、こういった事は様々な研究や分析やエビデンスが出て毎年のようにコロコロ変わるのが常で、昨年の真実が今年の嘘や極端が真逆の事が良しとされる事も多々ある。
習慣なんかも色々言われるが、昔から言われてるストレスが無い方が良いとは思う。

今長寿と言われている世代と僕では食事も環境も違うから同じような歳まで生きられるとは限らないし、逆に医療や化学が進歩し更に長生きできるかも知れない。
進歩による場合はやはりお金持ちから長生きできるようになるのは当然で、長寿の様々なテクノロジーを享受するのにはやはり情報力とコネとお金が掛かるのだろう。現在でもありがちな話だが臓器移植でも先端医療や薬でもそうなのだろう、今は臓器だって培養やらスペア作りビジネスも流行ってる、良くあるのは相手との遺伝子の掛け合せなども調べ適合率が高い臓器を保持する事、貧困国でお金の為に子供を産む事を仕事とする人もいる。数年前某御曹司がアジアで代理出産で20人の子供を作ったニュースなどもあったな、普通はもっと巧くやるのだろうけど。実際僕の知人でもこれで臓器移植をし成功させた人もいる、もっともこれからこんな事をしなくても培養できるのだろうけど彼らのような人種からすればフルでスペアが揃ってる状態は魅力的なのだろうし、乗せ換え的な事も出来る事を夢見ているのかも知れない。ギルガメシュや始皇帝からの最後の渇望を追うのは人の性か。

僕は毎日が楽しい、とても幸せだ、だから健康で長生きしてもっと楽しみたいと思ってる。
これから先60代には60代の楽しみ、80代には80代の楽しみ、100代には100代の楽しみがそれぞれあるのだと思う。
それだけだ、楽しく幸せならそれで良い。別に人生に特別な意味も大儀も求めてない、写真も墓も要らない。

日本は便利で物質的に満たされているのだろうけど、精神衛生上良くないと思う。

これは東京や大都市に限った事なのかも知れないけど、24時間体制で1人暮らしに最適化され娯楽も多いから結婚も遠のくのも分かる話だな。8月末から2週間ほど日本に滞在していたのだけど、イタリアに帰ってくるとこの辺りの差はとても感じる。

前にも少し書いたのだけど日本には日本のいい所が沢山ある。
日本に居る時は基本的に昼夜共に人と食べるのだけれど、値段は別にとして美味しいお店が多くてとても楽しい。イタリアに限らずEU圏にある日本料理や寿司の店なんて大概は中韓が経営してるし味もマズい、ミックスされ見た事ない変てこな料理もたまに出てくる。日本ではイタリアン、中華、フレンチなど他国の料理も美味しいと思う、中華は別物だや細かい点を言えばキリがないが。
外食ばかりではなく友人宅や自宅で食事したり飲んだりもする、昔から料理作るのが好きだから全然苦にならないしそれも楽しいしね。

でも外食をしていてやはりここ3~4年気になるのは、SNSにUPするのだろうけどどこのジャーナリストやカメラマンだってくらいに写真を撮る人が多い。今回も何度か小さな料理屋やレストランや寿司屋なんかでそんな場面に出くわした、隣席で寿司が出てくる度に何枚も写真を取ったり、カウンターに乗り出して手元を取ったり、天ぷらとか溶けるネタでも写真優先したり、注意しても止まらない人もいる、しかも1品出る度に質問しまくりメモる姿は見ていて気持ちの良いものではないな、邪魔だ。ブランド品と同じで味なんて二の次なのか。
繊細な料理を出す店で香水臭い人もたまに居るがこれは止めて欲しい。大体その匂いに対して臭いか臭くないかは好みだし、香水の匂いが好きじゃないから余計に感じるのかも知れないが、僕は香水臭い女性はタバコ臭いのやワキガと同じ部類に入れてる、実際は身勝手にいい匂いだと押し付けてる分それ以下だと言う人も居るのだろうけど。
店側もインスタに載せる人達の心理に乗っかると客が来るのだからやるのだろうけど、味度外視で下品な料理出す店もどうかと思う。キャビア、ウニ、トリュフ、イクラ、フォアグラ、脂ばかりの肉、、、そんな成人病まっしぐらの痛風料理をUPしてどうするんだろう、それが美味しい料理だと思ってる訳ではないんだろうけど、金銭的な意味ではなく貧しい幼少青年期を過ごしたのか、寂しい世の中というか大変だなと思う。
ま、若い子がやってるなら分かるが30越えて飯屋で写真撮ってるヤツは基本的に幼稚な人だろう、記念の1枚とかならまだ分かるが。
あとこれは皆言うんだけど日本人はお酒を冬だろううが年中氷水で飲んでる人が多いのも気になる、舌が麻痺って味覚も鈍って勿体ないな、焼酎だってストレートで飲んだ方がそのお酒の味がして美味しいと思うんだけど。お酒なんて無理して飲まなくても良いと思う。
雑誌で見たのか人に聞いたのか通ぶって大将に上からあれやこれや言う姿も何だか切ない、その客が帰った後に試しにさっきのアレって本当って聞くと違いますって答えも多い、ま、たまに怒られてる人も居るが。評論家の男とジャーナリストの女の組み合わせか、中々厄介だな。

料理に限らず下品な事は余り好きじゃない、例えば女性の胸元の空いた服なんて男性のタンクトップと同義でゴリマッチョのアメリカン脳筋セックスアピールと同じだろう。ジャニーズ好きだってロリコンやアイドルグループ好きと同じだろう、別に性癖なんて個人の自由だから良いけど僕は気持ち悪いと思う。

服装だって日本の若い女性は短いスカートにヒール履いたり娼婦みたいな格好をする人も良く見掛ける、娼婦は客を引く為に服装や化粧や持ち物で下品な色気をワザと出して商売女でお金掛りますよって表現してるのに思考回路は変わらないって事かな、それは艶やかや色っぽいって事とは違うとは思う。
男性の素足にローファー、最近じゃ普通の靴やダブルモンクなんかまで素足に履いてるバカが居るが凄く下品だと思う。街中や日常でショーツ履いてるのもどうかと思う。勿論夏の7.8月辺りなら百歩譲ってローファーくらいは良いかと思うが、春先3月から冬手前というか年がら年中やってるのはアホ丸出しだし止めた方が良いと思う、中韓が真似して更にデフォルメされる。

やはりコマーシャリズムの力は偉大だな。宝くじも広告出稿量に応じて売上が決まる。売る為に無理やり作られた着方や雑誌に踊らされて変な格好するより、そんな雑誌なんか見ないで、例えばイタリアファッションならイタリアの映画やドラマやドキュメンタリーなど服装がリアルに近いものを参考にした方が余程良いんじゃないかな。それはイギリスでもアメリカでもフランスでも、逆に日本でも同じ事じゃないかと思う。たまにイタリアの友人やサルトに日本のファッションを知りたいと言われた時に僕は雑誌やSNSを見せる事は余りなくて、大体映画やドラマなんかのスクリーンショットを見せる、その方が実用的なリアルなファッションに近いしそれが今のその国の人が考える良いスタイルを反映していると思う。

話は変わるが今回女友達と飲みに行った際に終盤ふと2つ相談されたのだが、こうも真逆に行くと修正も難しいなと思った。その子は随分歳下で俗に言う結婚適齢期、とりあえず早く結婚したいって感じなんだけど理想が高い。ハードルさえ下げれば簡単にそれなりの結婚なんて出来るのだろうと思うのだが。見た目は顔も非常に美しいしスタイルも良い、身なりにも非常に気を遣ってる、外資系でそれなりのポジションと収入もあるから余計にそう思うのも分からないでもない。
ま、単純に言えばお金持ちでそこその容姿でこなれた紳士と愛し愛され結婚したいらしいとので、昔当てはまりそう友人との飲みの中で自然な流れで呼んで紹介した事もある。
別にお花畑まっしぐらと馬鹿にしている訳ではない。
例えば僕の知る人や友人など所得の高い人の奥さんは俗に言う普通の人が多い、どんなに美しかろうとそれ目当てな人やハデ好きな女性は精々彼女や愛人止まりなんだと思う。でもそういうお金持ちと結婚したいと願う人に限ってそういう人達に選ばれない自己プロデュースし、都合の良い女や愛人止まりの女に寄せて行く。お金持ちと結婚し大事にされたいのにお金持ちが選ばない女性像を目指す愚かさ。勿論これまでの日本は真面目でまともに女慣れしてない男性ならそれでも口八丁手八丁で演技し騙せたかも知れないが、これからは変わってくると思う。付き合う、結婚、出産、その後など1段づつ男性にとって悪い意味で変わっていく女性は度合はさておき皆この部類じゃないかな。男女釣上げたと思う段階は違うのだろうけど釣った後に餌をやらないと死ぬのにな。男性は変わらない人も多いだろうに。もしくはその程度は些末な事だと思える人は良いとは思う。ただそれが女ってもんだって言い聞かせながらATMに徹するドMな人はそれを幸せと感じるのだろうか。大体昔のように家計を女性が握ってる事自体が変だと思う、金や資産の管理なんて男性の方が上手いだろうに。ま、そういった是非は女性には関係はないのだろう。
身なりに気を遣ってると言っても間違った気の使い方だと思う、流行の雑誌を見てブランド品に身を固める、エステに通いなど。家で飲んだ事もあるが結構良い家で家具なども良いものばかりだ。稼ぎがあるって言っても月手取100程度なんだろうからこれじゃ運用や貯蓄に余り回せないだろうに、人の金の使い方だから好きにすれば良いが友人として少し心配になる。
大体流行に敏感で意識が高くてブランド品に身を固めた相対的価値観に依存した女なんて誰も嫁にしたいとは思わないだろう、もっと使ってる金額の比率が低いのなら分かるけどその額貰ってて60%も消費するのはアホだろう。逆も然り、そんな男嫌だろう。
そんなの男女限らず社会性法則や同性への攻撃やポジショニングなだけで猿山に登るのと同じだろうし、女子力ってのは内助の功や家事や裁縫が出来たり、節約上手や家庭の医学知識があったり、マッサージが出来たりする事なんじゃないのかな。
しかも最近のそういった女性は男性のブランドなんかも価値判断基準する為に学んでるから卑しすぎる、そのスカウターで計れる部分って決して自分には向けられない自己愛的な部分ばかりだとは思う、これも逆も然り、伴侶は物ではないし思い通りにもならないものだろう。この女性は別に男の趣味が移った訳ではないがパニコやアットリーニやジョンロブまでも知っている、僕はそれアットリーニですねなんて言われたら一線引いてしまうけどな。
もう1つは整形しようかなっと。ま、これは冗談だったらしいけど。日本人は整形しない方が良いんじゃないかな、ボトックスみたいなものならまだ良いのかも知れないが、近代日本人はどこどこ産とか天然物や無添加無農薬など品質などに異常に煩いだろうから整形に嫌悪感を抱かれても当然承知の上なら良いが。最近は整形をしてる若い子を良く見るし、ゆとり以降の世代はそんな事気にしないのかも知れないな、確かに美醜というもので大概の事は判断されるのも事実だろうからする人の気持ちも分からんでもない。でも顔だから中韓のような金太郎飴というか量産型にするのは止めた方が良いんじゃないかな。ただでさえ日本人は髪型や服装や思考は量産型にしてる訳だしね。

ま、思想や価値観の問題で個人の自由なのだろうし、所詮類は友を呼ぶのだろうから引き合えばそれは楽しく幸せなのかも知れない。ただ飽きればいいがお金がなくなり散財出来なくなった時に何が楽しくて何に幸せを感じるのだろう。
その時は身の丈にあった事に切り替えて行くのか、周囲のバブル世代を見るとそれも難しい気がする、舌を肥えさせるなや足るを知る者は富むとは良く言ったものだ。
お金が有る無し関わらず寂しいというか心貧しい人が多いな、寂しさは人を愚鈍にさせる、だから高いものが売れるのだろう。。。

Sartoria Costantino サルトリア コスタンティーノについて

その昔Scarpino スカルピーノ時代に作った事がある、今は自身の名前を冠したコスタンティーノというブランドで展開している。
コスタンティーノの服は洗練されたクラッシクなエレガントさがある、肩や胸周りやウエストのシェイブなども非常に美しく構築的でカチっとキマる服だ。勿論綺麗で丁寧な処理でシーンも選ばず着れる。
若々しくエネルギッシュで力強い男性像やエレガンスを演出しするのに力を発揮してくれる服、彼自体もそうだ。

コスタンティーノ プンツォ(Costantino Punzo)はサルトではなくフィッター兼コーディネーター・プロデューサーで非常にクラッシックなナポリスタイルを好む、もう20年近く日本に来ているから日本人の体形や好みも熟知していて日本人が潜在的に好む提案を更にその人に合わせしてくれる、大学で数学を学んでいた事もあり利発だ。人柄も僕は非常に人懐っこく気さくなナポリ人といった感じで僕は好きだ、気遣いも細やかな紳士だ。
出張型のロンドンハウス(London House)と言った感じでトータルコーディネートも出来るから1ヵ所で済ませたい人にとっては非常に良いスタイルだ、実際ロンドンハウス出身だからそうなのだろうけど。
ジャケットやコートはフェリーチェ ヴィゾーネ(Felice Visone)、トラウザーズはモーラ(Mola)、シャツはルチアーノ ロンバルディ(Luciano Lombardi)、タイはフランチェスコ マリーノ(Francesco Marino)、革衣類はアルフレッド リフージオ(Alfredo Rifujio)が作成を担当し、靴はメルクーリオ(Mercurio)が一緒に来日している。それぞれも自身のブランドがあるから別に買う事は出来るのだけど、コスタンティーノのフィルターやセンスを通して日本人に合うように作成されるここでしか買えないものと言っても過言ではないのかも知れない、例えば同じ生地でモーラで作ってもコスタンティーノで作るものとはシルエットなど様々な事が違うのだろうし、ヴィゾーネでも同じ事だろう、特にジャケットやコートはヴィゾーネの服というよりはコスタンティーノの服といった感じだ。
ヴィゾーネはアントニオ パニコ(Antonio Panico)やマリオ フォルモサ(Mario Formosa)らと同じくロベルト コンバッテンテ(Roberto Combattente)に学び、その後は様々なサルトリアやロンドンハウスの下請け職人として腕を磨き、今はコスタンティーノに共感し専属なのだろう。
ヴィゾーネも中々腕の良い職人だがナポリでは無名なのだがそれはブランドとしてコスタンティーノの裏方に徹してるし性格的にそういった自己顕示欲もないからなのだろう、こういった腕の良い職人はまだ他にもいる、僕はそういった良い仕立てをする事に徹してる無骨な生粋の職人も好きだ、恣意的にメディアが押している職人に比べて余程腕が良い人が多い、まあその点は彼も否めないが。コスタンティーノはナポリでも聞けば名は出る、ま、それはもの良し悪しとは関係なく性格がちょっとね、、、と言った感じでだけどね。僕はとても好感が持てて気が合うしイイ男だと思う。
実際ナポリには500近くの仕立屋つまりサルトリアがあるが、きちんと看板を出してサルトリアとして営めている所は100位だ、それも近年どんどん減りつつある、北は殆ど近代化されて工場的な運営に変わってしまって来ている。

コスタンティーノはナポリの伝統やクラッシクなスタイルの思想的文化的な部分をも大切に思い提案するが故に好みが合わないというかピンと来ない人もいるかも知れない。
ナポリでもミラノでもローマでもロンドンでもどこでも良いが、その国や地域やそこの人々に根付き自然と連綿と繋がる伝統や文化の内に当然服飾なども含まれていて、その連続性と統一感がスタイルや〇〇調なのだから彼はナポリのそれを基調とした自分のセンスを提供しているのだろう。当然客もそれを求めてきていると思ってると思う。だが何でもそうだが日本では輸入した場合風俗化したり形骸化したりする事が多いし滑稽な独自な進化や使用法もする。MACの側だけ買ったりね。
日本では売る為に過剰にデフォルメされ作られたイメージやナポリ感的なものが、さもナポリであるかのように刷込まれている。彼からすればそれはそうじゃないんだよって事だとは思う、例えば彼に関わらず通常スーツならマニカカミーチャや目立つステッチワークは押してこない所が多い、クラッシクなナチュラルショルダーやコンケーブドショルダーが多い。これ見よがしに皺が入るようなハンド感の出ているスーツなんてワザとやっているか仕立てが下手なだけだろう。ビジネスで着るスーツでそういう仕様にするのはまったく知識がないというか、どちらかというと空気の読めない人だと思う。勿論単品で着るようなカジュアルなジャケットやバラしても着る為のセットアップならマニカやステッチで表情を出すのは良いとは思う。
コスタンティーノの所へ行くという事はサルトリアへ行くという事とは違うと思う。どちらかと言えば彼のセンスを買いに行く、彼にコーディネートして貰いに行くと考えて行った方が良いと思う、でないと余り行く意味がないような気もする。ロンドンハウスのルビナッチの所へ行くのと似ているが更にその気は強い。逆に言えばコスタンティーノのスタイル、肩の雰囲気とかが好きでもないのに有名だからと作りに行くのは馬鹿馬鹿しい。勿論人それぞれ好みはあるだろうけど、あれこれと変に指定せず着るシーンなんかを伝えれば体型やその人の雰囲気を考慮した最善の提案をしてくれる。自分がこの色やこの形が欲しいと思っていてもこっちの方が良いとかそれは似合わないとかも言ってくれると思うし、実際僕もお任せでお願いした。勿論仕事だし彼からの提案だから指定すれば嫌な顔なんかせずその通りにやってくれると思う。

自分の好きなイメージを思い通りに具現化したい人、優秀な縫製工場と捉えてる人はサルトリアなんかに行かない方が良い、それなら日本にもそういった優秀な縫製工場感覚で作れる所は沢山あるからそちらに行った方が、コスト的にも良いだろうし同じ日本人だし余程融通も聞くしイメージが具現化するとは思う、そういった誂え方はそれはそれで良いんだと思う。

僕は彼のセンスや考え方が好きだから全く問題ない。彼自身を見ても非常に素敵で彼に合ってる着こなしをしていると思う。今はSNSなんかでも彼の着こなしが見れるだろうから見て共感する人にはオススメだと思う。

僕の日本の友人もたまに行っているから帰国のタイミングが合えば一緒に行こうと言われることもある。僕はナポリでオーダーできるので、あえて日本で行くつもりはないが。とはいえ日本も年4回と来日頻度も高いしゆったりとした空間で色々話しながらリラックスしてオーダーできるとの事だ、一緒に居て通訳もしてくれる日本のエージェントのエッセチ(ESSECI)のKさんもとても良い人だそうだ。
今の形態になる前はBEAMSや伊勢丹を始めセレクトショップなんかで他のサルトリアと同様にトランクショーをしていたが、今は恵比寿のサービスアパートメントでトランクショーをしている。他にも同様形態でトランクショーをするところもある。BEAMSなんかでやってた時は少し高くなったと思っていたが、その友人に聞くと今は逆に以前より安くなったようだ。ショップの抜き額がなくなったからだろうけど非常に良い事だと思う。
靴に関してもローマのスティヴァレリア メルクーリオ(Stivaleria Mercurio)の2代目のメルクーリオ兄弟の兄アントニオが一緒に来ているから同じように色々提案してくれるだろう、ガットの技術もここでは継承されているからイタリア靴が好きな人には非常に良いかと思う。ちなみにアントニオの息子も靴の道へ、コスタンティーノの息子もサルトの道へ入ったようだ。前はナポリのパオロ スカーフォラ(Paolo Scafola)が来ていたと思ったが。
今年末からサルトリア パニコ(Sartoria Panico)ネームでも仕立てが出来るようだ、勿論彼の工房できちんと仕立てられている筈だろう。アンナ マトッツォ(Anna Matuozzo)も一緒に来日するというか伊勢丹と同時にやるのだろう、多分伊勢丹でオーダーするよりは少しだけ安めの設定にするとは思うが。マトッツォもパニコも伊勢丹でも最近取扱いがあるからならオレもと言った感じなのだろうか、ま、コスタンティーノがプロデュースするのならコスタ色も失わず得意な仕立ての違いやテイスト違いが楽しめて良いのだろう。

彼と初めて会ったのは彼が30代の頃だから随分昔だ、今は50を越えた位だろうか、聞く限りあのおちゃめなでユーモラスな性格は変わってないのだろうな。日本をとても気に入ってくれてるのはとても喜ばしい事だろうしこれからも変わらず来て欲しいと思う。
50ではナポリの職人業界ではまだまだ若造扱いされる部分はあるのだろうけどこれからのナポリの仕立て界を担う世代であるのは間違いないだろう。
7.80を越える去り行くマエストロ世代が生み出した価値を維持できるのか越えられるのか新しい提案が出来るのか、それはそれで楽しみな事だと思ってる。

ここ2~3年くらいで行った日本のショップの評価とか雑感 2

最近はナポリのサルトリアでのことを書くことが多かったので、今回は日本のことを少し書こうと思う。
青山通りの子供の城の向かいの道を曲がり少しばかり歩いた所にあるスティーヴ(Steve)、ここは何度か行った事がある。
最後に行ったのは2年位前かな、店主のIはとても物腰柔らかなでいい感じの紳士だったな。ちなみに店主の感じは気にいるが、商品にはそんなに興味を持てないというのは日本でよくある話、イタリアでは逆に物が良くても店主と馬が合わない店の方が多いのだが。
スティーヴに1番初めに行ったのは10年以上前の2006年位だったと思う、その時はサルトリア サビーノ(Sartoria Sabino)やスティーレ ラティーノ(Stile Latino)、セラファン(SERAPHIN)、アヴォン チェリ(AVON CELLI)、フェデーリ(FEDELI)、エドワード グリーン(EDWARD GREEN)なんかが置いてあったかな。
サビーノの既製ジャケットが25万円位で置いてあって聞いたら、作り的にも価格的にも明らかに外注なんだけどフルハンドでサビーノで作ってますと言われて、やっぱりこんな感じかと思ったな、しかもその時僕はサビーノで作ったジャケット着ていたんだけど。
サビーノはナポリでも高い方だし、既製はその昔ストラスブルゴ(STRASBURGO)がアルジェニオ(ARGENIO)ネームで入れてたけど60万円越えてたな。まあアルジェニオもかなりお高くとまった感じの金持ち相手の高級セレクトショップだからそこの取り分も多いだろうし。
今はどうか分からにけどセラファンのMTMみたいな事ができるみたいだし、置いてあるものはイタリア物ばかりだけど確か店のコンセプトはNYドレススタイルでまあ分かるなと思うし、初老位までの品のあるニューヨーカーを演出しようって感じなのかな、スタンダードを抑えててこういう感じはとても良いんじゃないかと思った、サビーノがマシンメイドである点以外は。とはいえその値段も妥当だし非常にオススメな素敵なお店だと思う。Iさん体調大丈夫かな。
ちなみにサビーノに関してはカサルヌォボの不便な場所にあるし最近はめっきり足が遠のいてしまった。

骨董通りの終わり、最早西麻布や広尾って場所にあるシャロン(Sharon)、ここは2度程行った事がある、4年位前と去年、前に行った時と大分置いてあるものは変わってったな。コンセプトは同じなんだろうけどどんどん高いもの高いものに変えて行ってる感じだ、確か店主のKはB.R.SHOP出身だから好みがモロに分かるな、本人らがどう思ってるか分からないけど結局グジ(guji)やリング(ring)含めた最上級B.R.ONLINE目指しちゃってるんだろうな、最近SNSで見た新人もB.R.SHOPの人だし。
今はサルトリア ソリート(Sartoria Solito)、シャマット(Sciamat)、アルフォンソ シリカ(Alfonso Sirica)、モンテサーロ(MONTESARO)、 ジ イングレーゼ(G.Inglese)、ルカ アヴィタービレ(LUCA AVITABILE)、エンリコ マンデッリ(ENRICO MANDELLI)、レ スパーデ(Le Spade)などに加えて日本人職人 直井 茂明のサルトリア ナオイ(Sartoria Naoi)や靴職人 久内 淳史のイル クオドリフォーリオ(il Quadrifoglio)もオーダー出来る、TIE YOUR TIE型B.R.SHOPか。
ソリートのオーダーをコンスタンスにやってるのに既製置く無意味さや、シャマットに関しては好きな人は好きなのだろうからそれは良いとは思うが、僕は別に作りも良くないし価格もボッてる気持ちが悪いナルシズム全開のモード服は頂けないし、それにイングレーゼやモンテサーロで税込にすると7.8万円にもなる生地でホリゾンタルというかカッタウェイというか変てこな襟にして多分Kさんが好きなんだろうけどフィナモレ(Finamore)みたいなシャツを作ったり、レスパーデでPT01作ったり、それ上位互換する意味あるのかな。
最高級や上質って意味を履き違えてる感が凄いし、日本人が弱いというか勘違いし易い値段の高さって価値基準で売ろうとしてる感はどうかと思う。シリカはああいう土着感がある服が好きなら価格的にも良いかと思う。マウロ ゴヴェルナ(MAURO GOVERNA)や置いてあった久内の靴も趣味の良い靴ではないと思った、大体あんな部分でフォールドかける靴痛いだろうに。
10年位前に流行ったマスト30代中盤位が限界のツルパツスタイルに依存している人には良いかも知れないけど、何か勿体ないなと思った。数年後には全部恥ずかしくて着れなくなるのが目に見えているからだ。それが好きな太客で回してるのか、目が覚めたりブームが終われば客離れ必至だろう、オススメは出来ないな。いい大人が行く店では無いという感想だ。

ってか、シャロン・スティーヴ・タイユアタイにもフェデーリあったのだけどこんな近所で何で同じもの置くんだろう、ニット置かなきゃならないなんて隙間を埋めるような古いセレクトショップの雛型的な考え方や使命感が未だにあるのだろうか。近いんだから間に協力してフェデーリ専門店でも作った方が良いんじゃないかと思うんだがそうはならないんだろうな、置いときゃ売れるのか。全く同じ商品でもタイユアタイは1.5倍位の値付けしてたから難しいか。

外苑西通りにあるオイスター(Oyster)、2005年位と去年行った事がる。上記のスティーヴのIさんは確かここ出身、疑問あったり方向性が違うから辞めたんだろうな、やってる事を見ればそれが良く分かる、正解、良かったと思う。昔行った時はアメカジテイストやイタリアものなんかも置いてあったな、2回ともサラッと眺めて帰ったので余り覚えてない、昔はベルベスト(Belvest)とかあったか、去年行った時は良くあるイタリアもの汎用型セレクトショップと同じ感じになってたな、行く意味ない気がする。
その外苑西通りを千駄ヶ谷方面に行った所にあるB.R.SHOP、去年行ったがここもサラッと流して見ただけなので内容は余り覚えていない。
ここも良くある流行りものを集めたイタリアもの汎用型セレクトショップ、B.R.ONLINE系のお店はスタイリングして撮った写真のマネキン売りがメインな気もする、売り方とかも含めて20代の人でそんなに細かい事気にしない人というかそこそこのもので良いと思ってる人は好きそうなお店だと思った、それは価値観の問題だから全然良いと思う。それにしてはちょっと高いと思ったけど。
ただB.R.ONLINEがオラッツィオ ルチアーノ(ORAZIO LUCIANO)やらルカ グラッシア(Luca Grassia)やらラティーノなどのマシン服をハンドとか言ってる点はどうかと思うが。
その近くに直し屋の元サルトが名前変わったフェニーチェ クローゼット(fenice closet)、その上の階にミスター フェニーチェ(Mr.fenice)がある、上は行った事無いが直しは2年位前に1度持って行った事がある。銀座もオーダーとか似たような事やってるがÐの元を離れて良かったんじゃないかと思う、奴隷扱いフランチャイズなんてやる意味無いしね。Mr.feniceにはコヒーレンス(COHERENCE)やグレンフェル(GRENFELL)やロータ(Rota)やネクタイやらがあるんだっけかな、Kの過去の失敗が活きてるのか繰り返すのかは分からないけど、Kが色々アテンドしてくれるから大丈夫か。その流れでサルトリア アレッサンドロ グエッラ(Sartoria Alessandro Guerra)やマリーニ(MARINI)のオーダー会なんかもやってるんだろうけど。
グエッラは赤坂のテイラーアンドクロース(TAILOR&CLOTHS)でもやっていてそちらの方が5~10万円位安いようだ、ソリートに関してはもうやってないがシャロンより15~20万位は安かったようだ、真面目にやってたんだろうけど、オーナーのSが商売下手というか業界人や周囲に媚びるのが下手だったんだろう。会った事はないが僕が客なら当然こちらの店に行きたいと思う。
まあ個人的には大した仕立てでもないしナポリで無名なグエッラを70~75万円で仕立てるくらいなら、ストラスブルゴでピロッツィを作る方がよほどいいと思う、ピロッツィはナポリで一流とされるパニコやチャルディに比べても劣らない服だ。グエッラは少しボリ過ぎだと思う。

前にも少し書いたが高円寺の古着屋のサファリ(safari)にも3年位前に1度行った事がある、友人が近くで飲みがあったのでその前についで服を売りに行くからというのでついて行った。初めは間違えてサルトリア系のものが置いてある3号店に持って行ったのだけど、買取は近くの1号店だそうで少し店を見てからそちらに行った。1号店はヴィンテージが置いてある普通の古着屋といった感じだった、査定は双子の人が対応してくれたのだけど傍から見てても非常に良い感じの対応で価格交渉なんかにも柔軟に対応してくれていたし、買取価格もこういった系統の古着屋では1番高いんじゃないかって思う位の値付けだった。これは持ってくる人が増えるのも良く分かる、もし不要になったものを売るのなら非常にオススメだと思う。
買う方も否定はしないが、前にも書いた通り買い初めたばかりのような大学生や20代前半位までの子が少し楽しむ分には別に良いと思うが、いつまでも買ってたり古着を漁ってSNSで服自慢はいかがなものかと思う、ましてやサイズ直しなんてアホ過ぎる、買取屋でルイヴィトンを安く買ってインスタで金持ちアピールする浅ましい女と何の違いがあるのだろうか。
ちなみに名古屋にもサルトリア系の古着屋はあるがこちらは売値はかなり高く買取はかなり安いので持って行かない方が良い、対応も悪いと服好きの知り合いが言っていた。そこで15~20万で売られているような靴を売ろうとしたら査定額が5000円だった。ちなみにそのあとサファリでそれを3万円で買い取ってくれたらしい。
しかもここの店主、鬼太郎の髪型したネズミ男Tはたまにナポリに来るようだかが非常に評判が悪い。
日本人のイメージを悪くしている。彼はナポリのサルトリアを回って乞食をしていると名前は伏せるがある老舗サルトリアで聞いた。もし客が取りに来なかった服やキャンセルになった服があったらくれ、もしくは格安で譲ってくれとかそういうのだ。そして作る訳でもなく写真だけ撮って帰る、実際それを他にも2軒のサルトリアから聞いたから他も全部そうなんだろう。何か日本の乞食が来たぞと言っていた。名前だけ借りてサルトリアには何も関係ないマシンメイド白衣を売ってもいる、ライセンス品と言えばそれまでか、そんなもんは伊勢丹にも幾らでも売ってるからな。
しかし恥も見分もない、その話を聞いた時に同じ日本人として恥ずかしくて仕方なかった。これは価値観がどうとか好みがどうとかって話ではない、日本の恥晒とはこういう人種の事だろう。もしナポリでそのシーンを見掛ける事があれば一言言いたいと思う。
印象が悪いって言えば代理店のロン毛のパパイヤ鈴木みたいなFもイタリアでは印象が良くない、上から目線に皆クエッションが付いているし、無責任さはナポリ人も顔負け。
同じFでも某メンズ雑誌の方のFは非常に好印象で、皆好意的で正反対だ。皆取材を受けたことを覚えていて、感謝している。僕は雑誌を読まないし、別に興味もないが、しっかりとした関係を作れるなら雑誌ライターとしては優秀だと思う。

今回関西に行く用事があったのでついでにコッチネッラ(Coccinella)や船場ビルディングなど覗いてみたかったが都合で行けなかったのが残念だ。
別に建物自体に興味がある訳ではなくて東徳行のサルトリア ラファニエッロ(Sartoria Raffaniello)やアルベロ(ALBERO)などが入っていて他にも何か面白そうな店があればと思い行ってみたかった。
アルベロはサルトリア セミナーラ(sartoria seminara)、サルトリアカブト(Sartoria Cavuto)の甲祐輔やコルコス(corcos)の宮平康太郎の師匠のサルトリア フランチェスコ グイーダ(sartoria francesco guida)を扱ってるお店で是非見てみたかった。アルベロは元TIE YOUR TIEのMが店主だし、セミナーラって事は東京のディエトロ レ クインテ(DIETRO LE QUINTE)と同系列なのかな、それならオーナーはYかね。マロル(marol)、フェデーリ、マリーニ、チェレリーニ(CELLERINI)などもあるようだ、Kかっというか皆フェデーリ好きだな、フェデラーか。でも確かにミリオネアとかは良いな。ただTシャツやポロの卸値はかなり安かったと思うがタイユアタイの高級イメージ戦略のお陰で高い値付けが出来るから便利なのか。ま、そんな事はどうでも良いか。置いてあるものの好みは別としてコンセプトもあるのだろうから、好きな人には良いお店だと思う。

銀座界隈の店などにも行った事があるから今度はそれを書いてみようかな。ま、こんな陰気なブログ誰も興味ないかも知れないだろうけど。。。

最近着ているシャツについて(個人的なナポリシャツブランドの評価 2

今回日本に置いてあるシャツがもう古くなったので新しいものを日本置き用に持ってきたので書こうかと。もう5.6年は追加してなかったので前に持ってきたマトッツォやロンバルディやブジェッリなんかも中々のクタクタ具合だ、ま、シャツは消耗品なので仕方ないのだけれども。

今回持ってきたのは3つのカミチェリアのものだ。

マリネッラ(E.Marinella)があるヴィットーリオ広場から1本入ったところにアガッル(AGALL camicie su misura)というカミチェリアがある、僕もたまに行ってまとめて数枚ずつスミズーラしているがここは安くて中々良い。
特別な生地を選ばなければ1枚80ユーロ位で出来るし、袖付けなどハンドで、別に過剰というかこれ見よがしのハンドを打ち出してる訳ではないが現地ナポリ人なんかにも人気だ。僕はカジュアルやラフな感じの時に着る。カルロリーバ(CARLO RIVA)なんかの高いブランド生地もちょっと置いてあるが、それでも他のカミチェリアよりよほど安いだろうな。
ボタンダウンなんかは結構格好良くて人気だ、場所も一本外れているし穴蔵のような小さいカミチェリアだが気さくで地元密着型の良い店だ。

以前にも少し触れたが僕が普段良く着ているシャツはピッコロ(Piccolo)のものが多い。このピッコロは銭ゲバのサルバトーレ ピッコロ(Salvatore Piccolo)とは別人、あのシャツが日本で3万円とかで売られているのが信じられないが。。。こっちはキアイア通りにあって、歩いていれば誰でも見つけられるカミチェリアだ。
そこの生真面目な若手職人に良く頼んでる、彼は英語も流暢だしちょっと神経質な感じだけど中々のイケメンだ。ここもこれ見よがし感は抑えていて非常に綺麗で着やすいシャツだ。勿論フルハンドだが、特別それを押している感じじゃないな。同じ生地でトランクスも作ってくれるが頼んだことはない。腕も非常に良いし、急かすと2、3日後の仮縫いもやってくれたりする。
ちなみに近所にサルトリア キアイア(Sartoria Chiaia)がありパンツだけ作った事がある、親子でやってるのだけど父親の方は非常に腕が良いし履きやすいパンツを作る。息子の方は貴族の若旦那と仲良く話してる事が多いな。でも掛かっていたスミズーラのダブルのコートは非常に素敵だった。

後は前にも書いたピッチリーロ(Piccirillo)のシャツも多い。ここも勿論フルハンドで非常に腕が良く端正な作りで着やすいシャツで、日本でも最近売れているようだ。ノータイに良く合う襟型がありそれがお気に入りだ、袖付けなどもかなり巧く美しくてマトッツォやカリエンドのシャツの系統。数年前あるサルトリアを見に行った帰りにフラっと立ち寄ったナポリ郊外のアルツァーノの小さなセレクトショップで既製シャツを見掛け中々の作りだったので、調べてみたら知っているところだったので驚いた、兄の仕立て屋ジャンニ ピッチリーロ(Gianni Piccirillo)は昔から知っていたし、弟のマウリツィオ(Maurizio)も会ったことがあったからだ。
ジャンニは非常に腕が良いし上記であげた今では銭ゲバサルバトーレ ピッコロに針の持ち方から教えた師匠でもある。ジャンニの方はまた今度。韓国でも少しやると言っていたな。シャツの方はこれから色々なところで取り扱いも増えていきそうだ。

サルトリアのシャツもかなり良い、フォルモーサ、チャルディ、カリエンドなど他にも色々な所で誂えた事があし、色々なカミチェリアでも仕立てた事があるのでまた今度それも個々に書こうかと。それともスーツやシャツやパンツも良いと持って作ったが、好み度外視でダメだった所でも書こうかな。ま、どうでも良い事か。

実は8月下旬から日本に居るのだけど、やっと涼しくなって来て良かった。というか到着して2~3日の日中は本当に暑かった、友達から言われたりニュースなどで災害レベルの猛暑と見て覚悟していたのだけれど東京の暑さは尋常ではなかった。日本置きに持ってきたシャツに厚手のツイルを何枚かいれてきてしまったのは失敗だった。あまり麻100のシャツは好きじゃないからどのシャツもコットンなら結局は着ていて暑い。
しかし今年の日本はシンガポールより暑かった、僕は日本に来る時は必ずシンガポール→日本というスケジュールで来る。シンガポールはその昔居住拠点の1つだったし今も法人はあるし、以前住んでいた僕のコンドには今は弟が住んでいるので弟と会う事も兼ねて行く、小生意気で可愛い甥姪にも会いたいしね。そして日本に来ると必ず行く場所が幾つかあったり必ず会う人がいる、友人だったり飯屋だったり色々だけど。

8月に帰ってくると必ず行く場所の1つは、靖国神社だ。
幼き日祖父に手を引かれ大きな鳥居をくぐったのを思い出す。。。
小学校の頃日本に来てから毎年行っている、歴史の授業で興味を持ち自分なりに色々調べたり母方の祖父母に色々話を聞いたりして現代日本人として行った方が良いと僕は思ったからだ、同じ都内だから大した労もないってのもある。勿論そんな事はただの価値観の問題だから個人の自由だけど、それで右左を脊髄反射的に感じさせる観念はどうかとも思う。新聞もテレビもその広告代理店も政党も、どこの国のサラリーマンだ。偏向報道も大概だ、くさい言い方にはなるが日本人が侍の心や誇りを取り戻したらどこの国が困るか、どこの国の旨味が減るか。少なくとも現EU諸国は余り気にしてないし寧ろ現状を何故だろうと思ってる人が多いのも確か。

その昔は終戦記念日の15日に行った事もあるが中々の混みようで、今はどうかは分からないがそれこそ靖国で会おうと友と約束した本物の軍服を着た老兵や、偶然再会した戦友と泣きながら抱き合っていた老人が居たのも覚えている。
勿論僕は太平洋戦争を体験していない、その戦争について記録からの感想を持つ事は出来るのだろうけど、それは実態からはかけ離れたものなのかも知れないし、別に太平洋戦争がどうこうだけで参拝しに行っている訳ではない。
靖国神社は1869年(明治2年)明治天皇の思し召しと大村益次郎により創建された東京招魂社が始まりで、現在までに祀られた御霊は約246万6千柱、それは幕末の1853年(嘉永6年)以降の明治維新、戊辰・西南・日清・日露・満洲事変・支那事変・大東亜戦争などの夜明けや国難に際し、ひたすら国安かれの一念の下に殉じ礎となった尊い命。それは鎌倉より長らく続いた幕府封建時代を終わらせる為、この国の近代化の為に戦いであり、今の日本の大きな礎、改革を祀る神社だ。勿論戦争で死んでいない人や民間人や外国人もかなりの数祀られている。
明治維新の先駆けてとなった坂本龍馬・吉田松陰・高杉晋作・中岡慎太郎・橋本左内を始めとして、良く問題の対象となるA級戦犯たち、過去の戦争を肯定・美化するつもりないしする必要もないと思う。昔から世界中で戦争など幾らでもあったし他国がどうだったかとかも言っても仕方ない、今だって無茶苦茶な理由を付けてやってる。
日本をハメて原爆実験をしたルーズベルトやチャーチルやトルーマンや裏切ったスターリン個人に対してどうも思わない、所詮戦争はビジネスだが、その国の人は結局今も昔も大差なく同じような事をしているなと思う、勿論全員がという訳ではないが歴史的観点を踏まえるとその国の人との付き合い方が良く分かる、それは日本も同じかも知れないな。歴史や善悪は勝者が作るしそれこそ戦争をする意味だろう、ただその後アメリカにより刷込まれた傀儡奴隷の精神性はもう捨てた方が良いとは思う。

現代日本人は宗教や思想に対しては別に何とも思わないだろうから、仏に手を合わせようが十字を切ろうが良いのかも知れないが、ただここは日本人として手を合わせ何かを思う場所なのではないかと思う。

むせ返る暑さの午後、蝉の声と陽炎。
人は忘れやすい生き物、忘れる事で生きていける、だけど決して忘れてはいけない事もある。それが何かは人それぞれなのだろう。
電子の海に輪郭が解ける前に、僕はそういった簡単な事を再確認する為に毎年この時期に靖国神社へ来る。
多分儀式を愛するタイプなのだろう、尊きに心惹かれる。
日本人として灰になった人と灰の中から立ち上がった人を慮ると今こうしていられる事がとても幸せで仕方ない、全ては目の前にある。人生は人は儚いものなのだろうけど、何かを失ってからしか気付けないのは哀しすぎる、かけがえのないものはいつもこの手の中にある、するべき事も分かってる。

ま、僕はそんな感じで手を合わせている。そして日本人として近場の人には参拝して欲しい、と思ってる。
またシャツからずいぶん話が逸れてしまったな、まあいつものことか。。。

世界が白いものを黒と言った時、日本は白と言えるのだろうか。

日本は大河をゆっくりと流される柴犬なのだろうか、いつも食い物にされる風見鶏のように見える日本は今のアメリカの貿易戦争の関税上げの中でも唯一報復措置を取っていない国でも海外では驚かれている、多少の裏技はあったとしても何もしないのは中々だ。市場でも日本人はカモだ。日本海で発掘やら密漁やらされまくっても遺憾の意って、遺憾の意じゃどうにもならんだろう。

世界的に禁煙の流れに後押しされて近年日本でも急速に加速しているのだろう、僕は喫煙者だが嫌って人が多いのなら仕方がないし、基本屋内禁煙の国も多いが日本ではまだ分煙も多いから有難いとも思ってる、これからそれも無くなるのかも知れないが。ただ逆に屋外喫煙出来る場所は少ないからもう少し増やして欲しいとは思ってる。

この様に世界基準や世界的に〇〇だから我が国もそうしようという事が日本では多いとは思う、勿論移民問題などの様に結果的に良くなかったんじゃないかと判断される事もあるのかも知れない。

世界は今、嗜好品としての大麻合法化の流れだ。

逆に日本はアルコールに関しては海外よりも寛容だし、コンビニにはエロ本売ってるし駅前の繁華街にパチスロなどの賭博施設や風俗店がこれほどある国も他に類を見ないだろう。カジノ法案も通った事だしいずれ嗜好品大麻も合法化になるのだろうか。

何でもそうだが、感情をロジックで切ってはいけないのだろう。
こういった嗜好や文化的なものの是非と問う時には、その国においての方針や今現在の善と悪、罪と罰の概念や倫理観として問題の本質とは違う所での是非も考えなければならないという事だろう、利権問題でのプロパガンダも大きいが。自動車運転は悪か、全体を規制した上で一部に許可を出すのは同じ。大麻という言葉を聞いただけで悪や拒絶感や嫌悪感を感じるのなら完全に大衆管理の洗脳の賜物だろう。ミームの奴隷か。一夫多妻制の国もあれば、浮気や同性愛が死刑になる国もある。日本では他人が楽になる事や楽しむ事に素直に別に良いじゃないかと思えない思考経路もあるのだろう。例えば嗜好大麻を吸いたい人間が同性愛者と同数ならそれは認めるのだろうか。アメリカの禁酒法なんて今思えばだろう、別にアル カポネがレジスタンスだと言ってる訳ではない。

僕は日本でも嗜好大麻を合法化したが良いと思ってる。別に何かにこじ付けたりそれに都合の良い文献だけを押して正当化する気もない、嗜好品として凄く良いものだと思ってるだけだ。
マリファナの馨りに実存主義を見出そうという訳でもないし、緑の草原の真ん中の路上で自由を吠える訳でもない。ラスタファリやヒッピーでもない。

医療大麻に関してはモルヒネ・オピオイド・オキシコドン・フェンタニル・ステロイドなどが使われてる時点で最早別にどうでも良い話だと思うが、吸引に関しては刷込まれた観念が病人が嗜好品使いストーンドになるなと浅ましい嫌悪感を生んでいるのもあるのかも知れない。癌・HIV・白内障・緑内障・アルツハイマー・リウマチ・アトピー多発性硬化症の様な難病など約250種類の疾患に効果があるとされているのだから医療大麻導入に関しては議論の余地はないとは思うのだが。

勿論現在の日本では厚生労働省の大麻取締法により所持は禁止されているから所持していては行けない、使用に関して日本では嗜好の非犯罪化という概念で罰則規定がない訳ではないので、僕は止めた方が良いと思ってる。
確かに大麻がゲートウェイドラッグになる可能性は否めないとは思うし、酒に酔ってる人が嫌いならその人はそういった事が嫌いなのだろうから仕方無い。

例えば現在でも嗜好品として合法もしくは非犯罪化や実質非犯罪化の国は、
アメリカ・イギリス・イタリア・フランス・ドイツ・スイス・オランダ・スペイン・ベルギー・ポルトガル・ルクセンブルク・イスラエル・オーストリア・デンマーク・ロシア・フィンランド・スウェーデン・チェコ・オーストラリア・ジャマイカ・ブラジル・キプロス・クロアチア・エストニア・ マルタ・スロベニア・ウクライナ・ボリビア・アルゼンチン・メキシコ・パラグアイ・ペルー・コスタリカ・ドミニカ・エクアドル・モルドバ・南アフリカ・ウルグアイ・チリ・イラン・コロンビアなど。。。
勿論何g以下やジョイント何本、販売や栽培はダメとか公の場では禁止など色々その国によって制約はあるだろうし、G8では日本だけが厳格に禁止で、違法という国でもローカルへ行けばそこいらで吸ってる人は居るし、インドではバングラッシーやカンボジアではハッピーピザやらもあるしそういった国は合法化の流れにある。
覚醒剤やヘロインなどの薬物に対して合法化を主張する声はどこにもないが、大麻が禁止された100年足らずの間、単純にこれだけ多くの国が合法化もしくは非犯罪化になってるのだから、それは悪ではないのではないかなと思う。

アメリカの合法化のご許可はロックフェラーを筆頭とする連合が石油利権から一切の手を引き始めた事とリンクするから政治的な背景も多少あるのだろうか、石油と言えば薬だ、現代の薬物療法はロックフェラーが確立したもので多くの薬は石油原料から精製する化学合成品だしね。アメリカの意向に沿う日本でもそれはもう良い事なのだろう、後は財務省の天下り先で株35%保有するJTやら酒や医療などの利権先の意向だけか。オバマも大麻よりもアルコールの方が危険だ、私も吸っていたと言ったのはロビイストのGOかな。

依存性の強度でもヘロイン>タバコ>覚醒剤>コカイン>酒>コーヒー>大麻だし、健康被害も酒や煙草のように脳細胞が毎度大量に破壊されたり臓器を酷使するものでもない、酒と比べて使用時の安全性も高く致死量もない。WHOのレポートで~とかは別にいいだろう。

酩酊作用や依存性から語られる否定派も肯定派も露出が多いメディアに出ている人の中でどの程度の人がある程度の真実を語れるのだろうかとも思う、吸った事がない人はそれは想像の範囲だし、患者は居ない訳だし、吸った事がある人は当然事実からだろう。数度吸った事ある程度ではなく何十年と愛用してる人の多くの意見が肯定派で、健康的にも問題がないのならそれはそれが真実なのかも知れないと思う。例えばFXや株の参考書的な本だって実際にそれで儲かったというかある期間以上生計を立てられた人の本なんて全体の5%以下だ、残り95%を読む意味があるのか無いのかは別として大概のものはその程度の事だろう。
酒とかだって同じ事で長年飲んでなければ味や量や酔いの良し悪しや自分に合うもの合わないものも分からないだろうし、一方的な意見にはならずに、たかが酒なんて嗜好品だから別に飲みたくない人や体質に合わない人はは飲む必要もないと言うだろう。

神道・仏教・ヒンドゥーなどの宗教は勿論の事、日本でも古来より衣食住に利用され、漢方の鎮痛剤や外服で巻煙草にして喘息薬として何処でも売られていた。今も七味唐辛子に入ってる。ま、1951年迄どこの薬局でも覚醒剤のヒロポン(メタンフェタミン)が売ってた国だから本来は寛容なんだろう。覚醒剤を作ったのは日本人だし今も処方箋医薬品としてヒロポン錠とヒロポン注射液はある。大塚製薬もGW社と密接に関わり大麻製品のサティベックス(Sativex)の米国での独占的開発・販売権を持ち、今も利回りを貰ってるのは海外では有名な事だろう、日本で合法化されれば大塚製薬から大麻製品が出るのは決まってる。戦後GHQによって大麻が禁止された理由も政治的な理由やビジネス利権的な理由なのだから、現在ある程度科学的な結論も出た状態だから法律を変えるべきだとは思う。
アメリカのしかもその当時の都合なんぞで決められた現在の憲法や法律は変えるべきだと思う、集団的自衛権なんて無いのは日本だけだし、同じ敗戦国のドイツはNATO核共有にて核保有し配備してある。

大麻に限らずドラックは芸術的な事とも密接に関わっているのも確かでそれで使用する人も居るのだろう、特に音楽はそうだろう。大麻なら感覚が繊細になり、創造性が増し、音楽が鋭く入る。ド素人でさえギター、ベース、ドラムや様々な複雑な音をそれぞれ聞き分けられ、普段手拍子もズレるレベルのリズム感のない人でもきっちり叩けたり音に乗れ、ミュージシャンの意図すら理解ができる。勿論思い込みの力も増すからそれもあるのだろけど。
ボブマーリーを聞き自由や雨を感じたりWoodstockでのジミヘンの国歌演奏を聞き反戦を思う訳でもない、ドアーズにハートに火をつけられる訳でもないが、ただそういう人なんだろうというのは良く分かる。ジャズ・R&B・近代クラッシク・HipHop・ロック・サイケ・EDMなど辺りは特に歴史的や実情的にも作り自体にも密接な関係性があるものが多いのだろう。良くシラフでしかそういった音楽を聴いた事がない人は本物の音を知らないという人もいるが、当人らがそうならば、事の是非はさて置き一理あるのかとも思う。

珈琲や紅茶に様々な種類があり味や香りが違うように大麻も大きく分けてインディカ・サティバ・ハイブリッドがあり更にブルーベリー、ノーザンライツ、クッシュ、スカンク、ジャックヘラー、シヴァ、ホワイトウィドウ、ハワイマウイワウイなど様々な種類があり、雌が良かったり味も濃度も作用もそれぞれ違ったりもする。今は電子タバコで吸えるリキッドやオイルやワックスなど高濃度のものもある。

大麻の成分カンナビノイドには様々な種類があるが良く知られるのはTHC(テトラヒドロカンナビノール )とCBD(カンナビジオール)で日本ではこのTHCを含むものが違法とされている。THCの作用は精神高揚、食欲増進、身体の痛みの緩和、皮膚感覚や視覚が鋭敏に、深い思考ができるようになど、CBDの作用は心身の緊張の緩和、リラックス効果、精神を落ち着かせる、睡眠の質向上、食欲の改善などだ。本来はカンナビノイドは相互作用する事によって更なる効果を生むのだが、それぞれの成分のみを抽出したものも多い。CBDとTHCを自分好みに調整する人も多いし、更に効果を高めたい人は事前にチョコレート(FAAHが作用する)なんかも食べる人もいる。

ちなみにCBDの方は違法ではなく、日本でも何処でも買える、分類はサプリと同じただの健康食品で、楽天やYahooの通販でもある。
上記のリラックス系の精神効果に加えてCBDには医療効果としてアルツハイマー病、多発性硬化症(MS)、関節炎、慢性の痛み、筋肉痛、脊髄損傷、パーキンソン病、脳卒中の発作、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状の改善、痙攣、不安神経症、炎症、癲癇、嘔吐などの緩和と癌細胞の成長抑制、統合失調症の非定型抗精神病薬としての効果など様々な効果があるとされている。
手軽な経口オイルや電子タバコ用リキッドなんかが一般的なのだろう、濃度も様々なものがあるし純な結晶状のものもある。

もし家でリラックス系の音楽を聴いていたりお香を焚いていたり、寝付が悪くてお酒を飲むなんて人がいれば試してみるのも良いかも知れない。CBDオイルやリキッドで検索すれば幾らでも出てくるし、オススメだ。濃度も5%位から試し始めて20~25%位で落ち着くのが良いんじゃないかと思う。もしかしたら帰宅後の楽しみやリラックスの方法が1つ増えるのかも知れないし、気休め程度でもお酒を飲むより健康には良いんじゃないかな。


ま、興味がない人にはどうでもいい話か。。。