日本人はマスク依存症から脱却すべきだと思う

インフルエンザが流行っている。

しかしそれだからという理由じゃ説明できないくらい、たくさんの人がマスクをしている。街中を歩いていると、恐らく半分くらいの人がマスクをしている。

これは恐ろしいことだ。

外国人からするとマスクをするのは病人である。彼らが日本に降り立ったら、国民の半分が病人のように見えるのである。

そして日本人の半分は、病人である。

 

マスク依存症という言葉があるかどうか知らないが、まちがいなく一種の病気である。

マスクを手放せず、友達と会っているときや、食事の前後でさえずっとマスクをしている人がたくさんいる。

最初は病気を避けるという意味でし始めたのかもしれない。

だが段々と事情は変わってくる。

マスクをしているうちに、マスクが精神的な安心感をもたらすようになってくるのだ。

そもそも日本人は顔の一部を隠すのが好きだ。

特に若い女の子など、自分のコンプレックスを過剰に隠したがる。だからコンプレックスの多い子は、長くて重い前髪で目をできるだけ隠して、マスクで顔下半分を隠したまるで犯罪者のような風貌になっている。

 

そこにイヤホンである。

外に出ているのに、できるだけ外界から自分を退けようとしている。

つまりマスク依存症は、コミュニケーションを避けて、より楽に、より小さな世界で生きようとしている証拠なのだ。

これが男だと本当にカッコ悪い。

重い前髪の髪に女々しくガリガリの体、猫背にマスクをずっとしている男など、関わりたくもない。

 

ヨーロッパ人はマスクをしない。

彼らは自分というものを常に人に認識させる。それがマナーだからだ。初めて会ったときに、お互いがはっきりとあいさつもせず、名前も名乗らないのは、日本人くらいのものだ。

彼らは握手もする。これは武器を持っていない宣言なのかどうかわからないが、マスク依存症の日本人とは対極にあるのは間違いない。

 

マスク依存症はカッコ悪い。どんな顔でも、自信を持って歩けばいいと思う。

コミュニケーションを恐れず、店員や目があった人に挨拶すればいいと思う。あいさつを無視されたら恥ずかしい?無視する方が恥ずかしい人間だ。

感染症が怖いなら、むしろ次亜塩素酸水のスプレーを持ち歩いて常に手を清潔にする方がよほどいい。

そもそも僕は限りある人生の長い時間を、あんなものをした状態で過ごそうなどとは絶対に思わないし。