日本でオーダースーツを仕立てるならどこがいいか

ときどき日本で服を仕立てたいと思うことがある。

実際には仕立てたことがないから語る資格はないのだろうが、写真や色々なものを見た感想をざっくりと書いていこうと思う。

コルウ 神戸

一番気になっているし、実際に店舗まで見に行ったことがあるのはコルウ。神戸にあるけど、最近は都内でオーダー会もやっているらしい。

ここのスーツはクラシックでやりすぎないスタイルだが、とても研究されていて、その背景にナポリ仕立てがあるのは明らか。

特に肩の周りを見ると、サルトリア・フォルモサやアントニオ・パニコを思わせる。

スタッフのセンスもいいし、オーダーしたくなるが、とりあえずは様子見で。

ただ結構いい値段のビスポーク?スミズーラ?よりも10万円代のパターンオーダーのものの方が雰囲気が好みだ。

ビスポークの方はもう少し日本の伝統的なテーラリングを感じるので、少し色気が足りない気がするのかもしれない。

サルトリアナオイ

青山のシャロンで扱っているオーダースーツで、よく30代の悩めるファッションブログというサラリーマンのブログに登場する。

このブログについてはいずれ書くつもりだが、とにかくサルトリアナオイ。

腕はいいのだが、ちょっと吹き出してしまうほどスタイルがやりすぎ。

というかこのシャロンで扱っているアルフォンソシリカというコテコテのブランドにわざと似せているんじゃないかと思う。

なんだか

「同じスタイルが安く作れますよ」

という感じが興ざめ。

ゴージが高すぎ、袖付けがこんもりしすぎ、ラペル太すぎ。

というか別にそれほど変なスタイルではないのだが、これは直井氏本人のような体格が良くて、男らしい人に似合うスタイルだと思う。

ブログ主のような縦長の体型の人が着ると滑稽になってしまうし、同じ理由から多分僕も似合わないと思う。

腕はいいから、スタイルが変われば試してみたい。

コッチネッラ 大阪

さりげなく気になっているのが、コッチネッラという店。大阪で遠いのでなかなか行く気になれないのだが、写真で見るからに素晴らしい。

アットリーニを感じさせる整ったステッチに袖付け、やりすぎないけど主張のあるカットなど色気を感じる。

僕はそれこそアルフォンソシリカのようなコテコテのスタイルよりも、どちらかというと往年のアットリーニのようなちょっと古臭い感じが好きだ。

なのでこのコッチネッラの仕立てはかなりタイプ。

値段も20万円くらいだから、それほど高すぎないと思う。実物が見て見たいのだが、コルウみたいに都内でオーダー会をやったりしないのだろうか。

まあ、やはり都内になんでもあると思うのは視野が狭いということだ。

ちなみにここはロベルトウゴリーニとスピーゴラのオーダーもやっているらしい。

 

あとはチッチョやサルトドメニカの人など、ナポリ帰りの職人もいるが、それだといつもナポリでオーダーしているから僕には特別必要ないかと思う。

逆に気になるのはミラノに住んでサルトをしている井上勇樹氏。カラチェニで修行した技術と、独特の丸みを帯びたスタイルが、特徴的。

あのスタイルは一度試してみたい。

 

とはいえ結局、作ったことがないのに長々と書いてもしようがない。

まず作るならコッチネッラだろうか。