サファリという古着屋について

高円寺の何ともないような場所に、サファリという古着屋がある。

アメリカ古着のイメージが強い高円寺だけど、ここにサルト系のスーツとかジャケットがたくさん売られていることは、知っている人なら知っているだろう。

アットリーニやキートンやもっとマニアックな服が並んでいる。

最近は人気が出たらしく、この商品ラインアップで恵比寿にも店舗を出すらしい。

しかし元々高級品であるサルト系のスーツとかジャケットを、オフプライスで買うのってどうなんだろう。

特にスミズーラの服などは、オーダー者に合わせてぴったりと作っているのだから、これを別の人が着てぴったりになることはないはずだ。

もちろん体型が似ていることはあるだろう。

だけど、例えばの話。

サファリで買ったパニコのジャケットがぴったりだと思っていても、パニコで実際にその人がオーダーしたら、完璧に別のフィッティングで上がってくることってあると思う。

よく30代の悩めるファッションブログというブロガーが袖やカマがダボっとしたスーツをすごくいいといいながら着ているがそんな感じだ。

自分でパーフェクトだと思い込んでいるだけで、本当はそうじゃないかもしれない。

 

ちなみにあそこは昔あってもうなくなったランティコ・ガルダローバという店の在庫品を放出しているらしく、そのときに扱われていたアルヴェスティジャパン関係のブランドが大量入荷している。

ディペトリロとかアルフォンソシリカとか、そういうブランドだけど、パターンが悪いものが多い。

パンツは細すぎ。ジャケットはウエスト太くて着丈短いし、ゴージとかこってり強調しすぎ。

一番極端なスタイルだった頃の商品だから、しょうがないか。

だから店がなくなったのか?

どうかは僕は知らない。

話を戻すと別にサファリで服を買うのを悪いことだとは思わない。

目を肥やすためにはたくさん見て着るのが大事だと思うし、そのためにはあの価格で勉強するのも大事だと思うんだよね。

だけどサファリで買ったものをまるでオーダーしたかのように自慢する根性や、ずっとサファリで服を買い続けているのはわからない。

ああいうのをうまく使って目を肥やして、自分でオーダーできるようにならなきゃ成長しないと思う。