ここ2~3年くらいで行った日本のショップの評価とか雑感 1

青山の骨董通りを脇を入ったところにあるディエトロ レ クインテ(DIETRO LE QUINTE)、行ったのは昨年、チェーザレ アットリーニ(Cesare Attolini)中心に少しサルトリア セミナーラ(Sartoria Seminara)があり、共にオーダー会もやっている。ニットやタイなんかもアットリーニ、シャツとパンツはオリジナル、靴は無い。タイユアタイの在庫もあるのかな。
タイユアタイ(TIE YOUR TIE)の元スタッフと伊勢丹の元スタッフがやっている。
ってか元伊勢丹のTさん、伊勢丹に居辛くなったのだろうけどちょっと店員としてはそぐわない感じ。

タイユアタイと言えば馬鹿が通うボッタクリ店の代名詞、Kitonのタグをチロ パオーネ(CIRO PAONE)と変え何割増しかにしていたな、日本人が大好きな感じだ。ロータ(Rota)もエミリオ ロータ(Emilio Rota)タグにしてあったな。勿論アットリーニなんかも高かった、多少生地の差はあれど作りは同じだったからそこまで価格差出ないだろうに。ミヌッチの娘婿のシモーネは無能だったな、お抱えのジャンニ セミナーラ(Gianni Seminara)は、、、正直オススメはできない、それはまた今度。チッチオもその流れでバカ高い設定のままなんだろうな。
セッテピエゲだけ売っとけば良かったんじゃないかと思う、3万円のネクタイって高いけどね。日本だとオーナーもコロコロ変わるし内情は杜撰で酷くて、売上も全盛期やKさんいた時の3~4分の1位に落ち込んでたから、やはりスタッフの人柄や能力は大事だと痛感させられる。

タイユアタイも青山店が今年3末で閉店というか日本橋三越で移転、店とは名ばかりのポップアップストアみたいな感じになってた。最後は90%OFFで投売りしてたな。

そのクビになったKさんはフィレンツェでタイユアタイフローレンス(Tie your Tie Florence)というお店をやっていて今年フィレンツェに用事があっていった際に覗こうと思い前まで行ったけど、その狭さと物の無さを見て入るの止めた、うちの駐車場より狭い。ここは趣味でやっているだけなのかな、露出させてる写真は広く見えるな、上手いな。
でも色々ディレクション絡んでたりタイのタグ変えて売ってるし、日本のmr.feniceと仕事したりサルトリア アレッサンドロ グエッラ(Sartoria Alessandro Guerra)も入れたりしてるから仕事する気はあるのか。

で、ディエトロはオリジナルのシャツ、マシンメイドで2万円位かなと思ったら8万円、高いな。オリジナルのパンツも想像できたから見なかった。アットリーニはスーツで70万円位から。またMTMもやってるようで端には仮縫いが数着あり、中央の重衣類のラックを境に奥がサロンルームになっていて、そこは広々して寛げそうで良かったな。

ここはタイユアタイから続く伝統のカモ引き商法を継承していて客に応じて10%OFF、20%OFFなどとして行く。良く通ってくれる上客をOFFにしてくれる訳ではない、そのまま買う馬鹿にはそのままの額で、渋ったり迷ったりする客にはOFFで押す。
こういった営業スタイルをする店は他にもあるが大体はそれを想定して初めの表示額はかなり盛ってある。70万が30%OFFに消費税で53万、でもそれが他店のアットリーニの額だ、20%OFFなら通常より高く買わされている事になる。触ってみたがそこまで差が着く程の特別良い生地でもない。

タイユアタイからの太客相手の商売だろうな、オススメは出来ない。行く意味無い。

アットリーニの専門店的な事だったので実は楽しみにして行ったのだけど、ヴィンツェンツォやチェザ―レやナポリの写真が飾ってある訳でもなく、往年の名作モデルを復刻で作ったりしてトルソーに着せてある訳でもなく、アットリーニへの何かを何も感じられないつまらない店だった。がったりした。

1年半位前に行ったハガネテーラー(HAGANE TAILOR)、BAYBROOKが運営する福岡の老舗セレクトショップ。
ここは20年前と10年前にも来た事があるが店内やラインナップは他の似たようなイタリア物セレクトショップと大差はないけど、アットリーニはジャケット30万ちょい位、スーツ40万ちょい位と東京他店より安めの価格なので、直接買って持ってきてるのかこれは目玉で採算度外視してるのかも知れない、もしくはこれが正当か。生地は実用的な生地だったと思う。
エドワードグリーンは半分位が型押しというかスコッチグレインレザーのラバーソールで、それが良し悪しは別に多雨多湿な日本の環境に適したこれも実用的なオーダーで好感が持てたな。価格は余り覚えてないけど他店より1万円位安かったかも知れない。
地域密着型でスタッフの感じも良かったし、もし僕が福岡に住んでいたのなら通うと思う、オススメのお店だ。

帰りに寄った小倉の天寿しは美味しかった。

あと昔何度か行った事のある大阪梅田のナカガワ クロージング(NAKAGAWA CLOTHING)もアットリーニはこれ位の価格、インコテックス(incotex)なんかも東京の他店より大分安かったな。lT音痴で良い意味で時代遅れの店主って感じだったけど、何年か前に閉店したようだ、真面目にやり過ぎて厳しくなったのかな。

伊勢丹やビームスとかではジャケット45万円、スーツ50万円ちょい位か。どちらにしろ10万円以上の価格差か。

この価格差は東京都心だと家賃や人件費が高いから盛らなきゃやっていけないからなのかな。どっちにしろディエトロは盛りすぎだけど。

だったら八王子や橋本でやればいいのに。それだとお客来ないのかな?HPなんてどこもあるだろうし、今や皆ネットで探していくから本当は何も丸の内や青山なんぞにある必要ないだろうし、実際景観や建物もカクカクしてるだけで同じで洒落てる訳でもない、売る側も買う側もイメージに捉われてるのかな。

例えばもしアットリーニが欲しくて、聖蹟桜ヶ丘のお店にジャケット30万円、スーツ40万円で売ってたら新宿から京王線で特急で30分だし僕ならそちらに行くけどな。実際新宿から青山のお店までと時間なんて余り変わらないし、往復正味1時間プラスでその値段差なら時給10万円じゃないか。

こういった品質や価格差への違和感や疑問は普段買ってる客達も持っているだろうし、こういった高いものは単純に売る側より買う側の方が知能も収入も高いと思うからその違和感は当たってると思う。
何に恋して盲目になってるのだろうか。
それとも何かに呪われてるか、弱みでも握られてるのか。
同じ事か。。。