ジャパニーズウイスキーがまた気兼ねなく飲める日はいつになるのだろうか

供給量に限界のあるものなどの場合は流行れば品薄や値上がりや休売というのは当然なのだろうけど、昨今のジャパニーズウィスキーの人気はウィスキーを家で良く飲む僕にとっては痛手だ。同じように思ってる人も多いんじゃないかな。
サントリーの響、山崎、白州、知多、ニッカの余市、竹鶴、ベンチャーのイチローズモルトなどの長熟系などは非常に高騰している。

2008年からのサントリーのハイボール復活戦略や国内ドラマなんか影響で国内需要も高まったり円安による外国人の土産購入、人気による価格上昇を見越しての転売・投機なんかもある、何せ現市場価格は定価の3~4倍以上だ。
2001年の余市や2004年の響を皮切りに日本のウイスキーが世界的に認められ賞を取ったり、今やスコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本と世界の名産地となり、人気になったりするのは日本人としては誇らしい事なのだろうけど。
イタリアの友人にジャパニーズウイスキーを出して日本のウィスキーは凄く美味いななどと言われると、とても嬉しくなる。
勿論80年代以降の国内消費の低迷による原酒生産量の調整も現在の不足の原因になっている、確かに現在は人気だが20年後30年後も人気があるとは限らないからおいそれ大量に仕込んでおく訳にも行かないのも分かる、消費者が嗜好品や酒から更に離れれば低迷期のように全く売れなくなるかも知れない。

2006年頃だったか、サントリーの白州蒸留所見学に行って以来、山崎蒸留所、ニッカの余市蒸留所や他幾つかの蒸留所に見学しに行った事もある。山崎は数年前にもまた行ったな。サントリーの蒸留所では山崎25年・白州25年・響30年、あとは株式の25%を所有し取扱のあるマッカランの25年なんかも確か2千円台でテイスティング出来てたし、お土産に蒸留所秘蔵や限定のウイスキーも買える。ウイスキー好きで時間のある方には是非オススメしたいな。
あとは日本酒やワインなんかも好きでイタリアやフランスのワイナリーも見学に行った事がある。
イチローズモルトの秩父蒸留所は行った事がないので機会があれば是非行ってみたいと思ってる。


最近は若者の酒離れなんて事もたまに耳にするが本当なのだろうか。
帰国した際は友人達と良く飲みに行くのだけど、若者も良く見掛けるので実感がない。東京だからなのだろうか、地方のその辺の事は余り良く分からない。
飲食業界からすると困るのだろうけど、別に酒なんて好きでもないなら無理して飲むものでもないし良いと思う。
酒を強要さる時代でなくなったのは良い事だと思う、それこそ僕が20代頭位までの飲みなんて同世代と飲むとバブル昭和臭というか体育会系臭が抜けないものも多かった、駆けつけ三杯や変なコール、クラブやサパーでショット連打やシャンパンラッパやアイスペールでちゃんぽん回し飲みとか今じゃ考えられないな、アホだと思う。時はベンチャーブームやITバブルだったし仕方ないか。


酒は百着の長、酒は万病の元
共に漢書に記された言葉だが都合良く適量なら体に良いと前者だけが広まったが、疾患や耐性や体質やJカーブ効果などはあるのだろうけど今では一般的には全く飲まない方が良いとされている。そのJカーブ効果上の適量はアルコール23g、日本酒1合=ビール瓶1本=ウィスキーダブル1杯=ワイン2杯位か。
今は極力中1日は空けその適量程度を目安に飲むようにしている、勿論付き合いや相手によっては量を越える時もあるのだけどそれはあんまり気にしてはいない。

家で飲む分は2014年末にサントリーがウィスキー値上や出荷調整を発表する随分前にその事を聞いていて沢山仕入られたので問題はないのだけど、暫くは日本のバーに行っても日本のウィスキーが飲めなくなるのは寂しいな。
確か響30山崎25白州25が10万→12.5万、一番家で飲むレンジの響21山崎18白州18が2万→2.5万だったかな。ついでにマッカラン、ラフロイグ、バルヴェニーなんかも値上げされていた。同じ事になると思いついでにニッカもその時買ったな。
ちょっと前までは渡航する際に自分の分やお土産と言えば空港でウィスキーを買っていたし、知人友人が来る際に何買っていくかと聞かれればウィスキーを買って来て貰っていた。が、それが今やストックをイタリアへ運ばなければならない。

響と言えば陶器シリーズ、それがウィスキーっぽくないとかは別として特に響35年の陶器は中々美しい。
初期有田 染付牡丹蝶図筒形瓶、古九谷写し 色絵牡丹蝶図筒形瓶、人間国宝の十四代酒井田柿右衛門作 濁手山つつじ文洋酒瓶、人間国宝の十三代今右衛門作 色絵薄墨草花文洋酒瓶、三代徳田八十吉作 耀彩瓶 碧陽、九谷焼花瓶 青華鳳凰宝相華など
いかに好きと言えどウィスキーは所詮お酒、飲み物と思っている僕もこればかり瓶だけでも欲しくなってしまう、流石に自分では買ってないのだけど2度飲ませて貰った事がある。
非常に柔らかく滑らかな極上の長熟感、とても美味しかった。
ま、プラシボー効果も相まって倍は美味しく感じだのだろう。

それよりもいつも思うが、こういったものを家で楽しむ感覚を持つお金持ちはなかなか凄いなと思う。。。
その背景から推し量れば僕が家で響30を飲むのと同じ感覚なのだろうか、何にせよありがたい、良いものを頂いた。飲み終わったら瓶は貰えるので更にありがたい。

しかしジャパニーズウイスキーの人気が出始めた2010年以降に原酒生産量を増やしたとしてそれが飲めるようになるのは大分先だな、12年ものでも2022年か、勿論不景気になったり人気がなくなれば様々な所から多少は市場に放出される分もあるのだろう。
人気がなくなって欲しいとは不謹慎な話だが、普通に飲めるたり買えたりするようになって欲しいと思う。
ま、お酒を飲まない人やあまり興味がない人にとっては、何言ってるんだって話なんだろうけどね。